2023年11月下旬
シーン0:11/23・午後12:14・気温26℃(@0:00〜)
明るい時間帯に撮れた現場の状況です。
平地で落葉した二次林にあるニホンアナグマ(Meles anakuma)の越冬用営巣地(セット)をトレイルカメラで監視しています。
シーン1:11/27・午前0:44・気温0℃(@0:04〜)
深夜に2頭のアナグマが前後してセットに現れました。
巣口Rの匂いを嗅いでいた先行個体が振り返ると、後続個体がにじり寄ってから飛びかかりました。
越冬巣穴を巡る縄張り争いが勃発したのでしょうか?
小声で唸りながら格闘しています。
ところが、すぐに取っ組み合いを止めて2頭が相次いで巣穴Rに潜り込んだので、幼獣同士による遊びの兄弟喧嘩ではないかと思います。
(夏から秋にかけて、アナグマ幼獣同士の格闘遊びを散々見てきました。)
それまで一緒に採食に出かけていた兄弟(姉妹?)がセットに戻ってきて、誰が先に入巣Rするか、という幼稚ないざこざがあったのかもしれません。
越冬に備えて脂肪を蓄えているために体型が変わってしまって分かりにくいのですが、素人目には2頭ともずんぐりむっくりとした♂のように見えます。(自信なし)
顔馴染みがある母親♀(右目<左目)でないことは確かです。
シーン2:11/27・午前1:36(@0:46〜)
(シーン1との関連や繋がりはなくて、おまけのような付け足しです。)
約1時間後に出巣R直後と思われるアナグマが左へ立ち去り、しばらくすると、別個体(♀?)が巣口Rに顔を出して外の様子を警戒しています。
計何頭のアナグマがこの営巣地で越冬するのか知りたいのですが、やはり個体識別がしっかりできないことには話になりません。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
つづく→(今回のシーン1と2の間に起きた出来事)
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