2023年4月下旬
ニホンアナグマ♀♂(Meles anakuma)
シーン1:4/22・午前4:23・(@0:00〜)
未明にセットに来た♂が林縁で立ち止まると、痒い体を掻きました。
次に前脚で地面を掘り始めました。
餌となるミミズを探しているのかな?
穴掘りの合間に身震いしました。
私はアナグマ♂の個体識別が未だできていません。
しかもカメラの電池切れで、尻切れトンボの短い映像しか撮れませんでした。
そのため、この個体がヘルパー♂なのか、他所から求愛に来た♂なのか、不明です。
シーン2:4/23・午前5:27・(@0:13〜)日の出時刻は午前4:51。
早朝にセットの林縁に戻ってきていた♂が鼻面で地面を掘っています。
地中に潜む獲物の匂いを嗅ぎつけて、捕食しているのかな?
シーン3:4/23・午前5:29・(@0:43〜)
アナグマ♂が少し左に移動していました。
その結果、手前に自生するマルバゴマキ(別名マルバゴマギ、ヒロハゴマキ、オオバゴマキ)の茂みの陰に隠れてしまいました。
林縁のあちこちで地面を引っ掻いてミミズや虫を採食しているようです。
♀の巣穴の近くで早朝からリラックスしているので、なんとなくヘルパー♂のような気がしてきました。
夜這い♂は朝になると自分の巣穴に帰るからです。
シーン4:4/23・午後17:52・(@3:13〜)
夕方に巣口Rから出てきたヘルパー♂が立ち止まって辺りの様子を窺っています。
巣口Rを覗き込んでも中には入らず、自分の体を掻きました。
寝起きでボンヤリしている様子は5倍速の早回し映像でお届けします。
ようやく右に向かうと、画面の右端で地面の匂いを嗅ぎながら浅く掘っています。
採食行動でしょうか。
シーン5:4/23・午後18:31・(@3:57〜)日の入り時刻は午後18:25。
日没直後になると、ヘルパー♂はセットの右に佇み、右の方を見ていました。
身震いしてから右に歩き始めます。
右端の林床で穴掘りを始めました。
お気に入りの餌場で繰り返し採食するようです。
最後は二次林を右に立ち去りました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
今回の映像に関して言えば、夜行性というだけでなく薄明薄暮性でも採食行動していました。
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