2022年11月中旬・午前10:00頃・くもり
刈田の端に立つ電柱の天辺にチョウゲンボウ♂(Falco tinnunculus)が止まっていました。
頭部が青灰色なので♂と分かります。
眼光鋭く左右を見渡して稲刈り後の広大な刈田に野ネズミなどの獲物が居ないかどうか、探しているようです。
頷くように頭を上下に動かすのは、遠くの気になる対象物を注視するためです。
脱糞の瞬間をまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 (@0:44〜)
続けて等倍速でリプレイ。
左右の足を1歩ずつ後退して電柱天辺の縁に立つと、前傾姿勢になって尾羽根を上げながら少量の白い糞を排泄しました。
今回は糞の排出に勢いがなく、 電柱の側面にぶつかりながら落ちていきます。
チョウゲンボウ♂が電柱天辺の縁で脱糞したのは、糞が足元から跳ね返って自分の体を汚さないようにするためと分かりました。
排便したのは飛び立つ前の軽量化だろうと予想して撮り続けると、案の定、チョウゲンボウ♂は左へ飛び立ちました。
飛び立つ瞬間をまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
続けて等倍速でリプレイ。
翼をパタパタ羽ばたきと滑空を交互に繰り返して、刈田の上空を飛び去ります。
遠く離れた電柱に向かうと、最上部の腕金に設置された碍子の上に止まり直しました。
着地の直後は尾羽根を上下に動かし、再び頷きました。
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