送電塔#KN7に営巣したハシブトガラスの観察記録#14
▼前回の記事
救急車のサイレンに対する育雛中のハシブトガラス親鳥♀♂の反応(野鳥)
2019年6月上旬
騒々しい救急車の出動がようやく一段落し、ハシブトガラス(Corvus macrorhynchos)の営巣地は静けさを取り戻しました。
帰巣した親鳥が巣箱の横の鉄骨に止まって辺りを警戒しています。
喉袋が膨らんでいるので、何か餌を持ち帰ったのでしょう。
すると案の定、親鳥はピョンと巣箱に入り、餌乞いする雛に給餌しました。
食後の雛が排泄した糞を親鳥が嘴で啄んでいます。
このアングルではよく見えないのですが、食糞したのでしょうか。
出巣した親鳥の喉袋は膨らんでいないと思うのですが、ゼラチン質で包まれた雛の糞を外に捨てに行った(排糞行動)のかもしれません。
ハシブトガラスの親鳥が雛の糞を捨てる決定的瞬間を私は未だ動画に撮れていません。
カメラを三脚に固定していると、親鳥が出巣した後の行動を咄嗟に追えないのです。
ちなみに、送電塔で巣箱を使わずに営巣した過去のハシボソガラスは、巣から少し離れた高圧線や電線に止まって雛の糞を吐き出し捨てていました。
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雛の糞を巣の外へ捨てに行くハシボソガラス(野鳥)
つづく→#15:巣箱がある送電塔から見張り緊急発進するハシブトガラス親鳥(野鳥)
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