2015年7月下旬
山間部の道端に生えたタラノキの灌木でヒメギス♂(Eobiana engelhardti subtropica)がシリリリッシリリリッ…♪と乾いた声で鳴いていました。
落葉せず枝に残った枯葉に止まり、翅を震わせ鳴いています。
気温を測り忘れました。
後半は(@1:23〜)発音器の動かし方を240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
1/8倍速のスローモーションで見ると、タンタタン♪という独特のリズムの繰り返しで翅を開閉して擦り合わせていました。
ヒメギス♂の鳴き声を声紋解析してみる
オリジナルのMTS動画ファイルから音声をWAVファイルにデコードしてから、安定して鳴いている部分を適当に切り出して、スペクトログラムを描いてみました。16kHz以上の非可聴域が不自然にカットされているのは、カメラ内蔵マイクで録音する際の仕様です。
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