2015年7月下旬
山間部の道端に咲いたクサギの灌木にカラスアゲハ(Papilio bianor)と思しき蝶が訪花していました。
激しく羽ばたきながら忙しなく飛び回るため、動画だけでは性別を見分けられませんでした。
※ 雨が降り始める寸前に撮った薄暗い映像だったので、動画編集時に自動色調補正を施してあります。
今回でクサギ(臭木)の花を初めて覚えました。
白い花から長く突き出ているのは雄しべと雌しべなのだそうです。
葉をちぎって匂いを嗅いでみたら、私には悪臭とは感じず香ばしいような匂いでした。
【追記】
『花の虫さがし』p56によれば、
(クサギの)花はほそ長い管になっていて、おしべやめしべが長くのび、チョウやガのからだに、うまく花粉がつくようにできています。この花のみつをすいにくるのは、黒い色のアゲハばかりです。(中略)アオスジアゲハやアゲハの口の長さでは、この花のみつはすえないからです。
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