▼前回の記事2014年10月下旬
破風板の穴に出入りするチャイロスズメバチ♀
屋根裏に営巣したチャイロスズメバチの定点観察#5
また間隔が開いてしまい、13日ぶりの定点観察です。
チャイロスズメバチ(Vespa dybowskii)の巣に出入りする蜂の姿が初めは皆無で、コロニーが解散したのかと思いました。
しばらく待つと触角の長い雄蜂が飛び回るようになりました。
飛来した雄蜂が巣口の手前でホバリング(停空飛翔)を繰り返しています。
結婚飛行に出てくる新女王を待ち構えているのでしょうか?
♂同士の誤認交尾なのか、空中で絡み合った2匹が地面に落下しましたが、映像に収める前に別れてしまいました。
破風板を歩いて登って来る雄蜂も居ます。
ここから巣立った♂が新女王と交尾のために戻って来ているとは限らず、他のコロニーからも匂いで♂が集結している可能性もありますね。(DNA鑑定以外でどうやって確かめる?)
ちなみに9年前チャイロスズメバチ♀♂の交尾を観察したのは10月中旬でした。
破風板の下側に大きな穴が開いていて、中にあった巣の外被(前回の記事参照)がごっそり無くなっていました。
上の穴の巣は残っていますし、誰かに駆除されたにしては中途半端です。
オオスズメバチに襲撃されたのでしょうか?
また新たな謎が出てきて頭を抱えてしまいます。
※ YouTubeの動画編集時に自動色調補正を施してあります。
つづく→シリーズ#6(最終回)
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