ヒメヤママユ(蛾)幼虫の死骸を食すハネカクシ【名前を教えて】
2014年6月下旬
里山の山道にてイタヤカエデ灌木の葉裏でヒメヤママユ(Saturnia jonasii jonasii)の幼虫が死んでいました。
梅雨時に死んだ毛虫は大部分が腐って黒変しています。
破れた皮の一部だけで枝に引っかっています。
モズの速贄(はやにえ)として串刺しにされたのかと一瞬思いましたが、こんな山中でモズを見かけたことはありません。
なんとなく素人目には虫カビに感染した死骸あるいは寄生ハエ幼虫の脱出した死骸のような気がします。
よく見るとその死骸にハネカクシの一種が取り付いて、死んだ毛虫を食べたり身繕いしたりしています。
ハネカクシにはまるで疎いので、もし名前が分かる方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
接写しようと近づいたらうっかり枝に触れてしまい、飛んで逃げられてしまいました。
ヒメヤママユ幼虫の食餌植物リストにはカエデ科が含まれています。
イタヤカエデの葉が丸坊主になっているのは、ヒメヤママユ幼虫が食べ尽くしたのでしょうか。
だとすれば食物連鎖の縮図がここにあります。
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