2022年10月上旬・午前4:00頃(日の出時刻は午前5:35)
里山の林道で年中水溜りのある区間を自動撮影カメラで見張っています。
この日も未明にカモシカが単独で左から登場しました。
採食の合間に体を曲げて右脇腹を舐めました。(@0:08〜)
吸血性の虫に食われて痒かったのかな?
林道を少しずつ右に移動しながら下草をムシャムシャとひたすら食べ続けます。
カモシカの角や耳に分かりやすい特徴が無い場合は、個体識別に困ります。
この個体は右背に黒斑がありました。
個体識別に使える安定した母斑(生まれつきの斑紋)なのかどうか、いまいち自信がないのですけど、とりあえず気にしてみることにします。
カモシカが逆方向に(右から左へ)通過した場合には左半身しかカメラに写りませんから、「右背黒班」の有無を確認できません。(設置する監視カメラをもう1台増やして逆方向からも同時に狙えば良さそうです。)
カモシカがふと頭を上げて、トレイルカメラを凝視しました。
録画中のカメラが発するかすかな電子ノイズや赤外線LEDの発光が気になっているのかもしれません。
強い夜風が吹くと、カメラを固定したミズナラの幹がゆっくりと左右に大きく揺れます。
(映像自体も左右にゆっくり揺れています。)
ニホンカモシカが再び体を曲げて、右後脚の腿を舐めました。(@2:35〜)
毛繕いというよりも、おそらく吸血性の虫に食われて痒いのでしょう。
頭をプルプルと激しく振って身震いしました。(@3:33〜)
夜も頭部を目がけて飛来するヤブ蚊の群れを振り払っているのかな?と想像したものの、暗視映像にヤブ蚊は写っていません。
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