2022年9月中旬・午前5:18・気温16℃ (日の出時刻は午前5:14)
夜明け直後のスギ林にはまだ朝日が射さず、かなり暗くてトレイルカメラは赤外線の暗視モードのまま起動しました。
里山のスギ林道上にホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が残した溜め糞の上に冒頭から鳥が乗っていました。
赤丸の中に注目してください。
林床に佇み、辺りをキョロキョロ見回しています。
見事な迷彩模様で、動かないと絶対に見つけられません。
熱源の動きを感知するトレイルカメラは、その点でヒトの視覚より優れています。(擬態や保護色に騙されない。)
この地味な鳥はトラツグミ(Zoothera aurea)ですかね?
もし間違っていたら、ご指摘願います。
しばらくすると、急に左へ歩き始めました。
ホッピングではなくウォーキングで駆け寄ると、スギの落ち葉を嘴で2回啄んで何か虫を捕食したようです。(@0:30〜)
気温の低い(1日の最低気温になる)早朝は虫の動きが鈍く、捕食しやすいはずです。
その後のトラツグミは動きに乏しく、飛び去る前に尻切れトンボで録画終了してしまいました。
トラツグミも朝目覚めたばかりで未だ少し寝ぼけているのでしょうか?
トラツグミの食性について調べると、
食性は雑食。雑木林などの地面で、積もる落ち葉などをかき分けながら歩き、土中のミミズや昆虫類などを捕食することが多い。(wikipediaより引用)
比較的暗い林の林床で大好物のミミズや虫を捕っている。この時、屈伸運動をするように上下に尾を振る仕草をする。(『やまがた野鳥図鑑』p44より引用)
今回の動画を見直しても、尾羽根を動かしていませんでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿