2022年8月上旬・午後12:30頃および15:55頃・くもり
民家の裏手にある物置小屋の軒下に植栽されたウド(独活)の幼木でフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)のワーカー♀が訪花していました。
この組み合わせは初見です。
複数個体を撮影。
ウドは枝先の両性花序の下に雄花序がつく(雄花序は遅れて咲く)とされています。
咲き始めたウドの両性花序でフタモンアシナガバチ♀が吸蜜していました。
フタモンアシナガバチ♀の顔、腹背や下面にウドの白い花粉が少量付着しているので、花蜜を報酬に送粉者としての役割を果たしているようです。
私が3.5時間後に現場を再訪し、また訪花行動を撮影していると、飛来した別個体が通り過ぎながら翅に軽くぶつかりました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:43〜)
ぶつかられた個体は花序でバランスを崩し、驚いて飛び去りました。
てっきり同じコロニー出身のフタモンアシナガバチ♀が通ってきていると思ったのですが、蜜源を巡る軽い占有行動があるのでしょうか?
ただのアクシデント(飛行事故)かな?
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