コガタスズメバチ初期巣の定点観察2018年#1
2018年6月上旬
民家の軒下の隅にコガタスズメバチ(Vespa analis insularis)の初期巣を見つけました。
古巣跡の横に徳利型の初期巣が吊り下げられています。
巣口の首が未だあまり長くないので、これから防御のために長く伸ばすのでしょう。
下から見上げながら動画を撮っていると、創設女王が外役から戻ってきて徳利型の入口から巣内に入りました。
巣材または獲物を搬入したのかどうか、この映像からは分かりません。
その後しばらく撮り続けても、女王蜂は巣から出てきませんでした。
軒下の角に作られている初期巣を真下から見上げると、巣の断面が円形ではなく、壁に接した2辺が潰れていて歪な形状でした。
巣が天井と壁にしっかり固定されているので、脱落することは無いでしょう。
新しい巣のすぐ横にはコガタスズメバチによる5年前の古巣が剥がれ落ちた跡が天井パネルに残っています。
▼関連記事のまとめ軒下に営巣したコガタスズメバチの定点観察(2013年)女王蜂はこの古巣痕を目印にして営巣地を選んだのでしょうか?
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→#2:コガタスズメバチの巣の下に不規則網を張るオオヒメグモ♂(蜘蛛)
コガタスズメバチ初期巣@軒下角 |
コガタスズメバチ初期巣@軒下角 |
コガタスズメバチ初期巣@軒下角 |
コガタスズメバチ創設女王@帰巣(初期巣):軒下角 |
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