2015/06/10

営巣地を探索するモンスズメバチ♀創設女王



2015年6月上旬

堤防の階段で飛び回るモンスズメバチ♀(Vespa crabro flavofasciata)を発見。
時期的に未だワーカーではなく、単独営巣期の創設女王と思われます。

見事なホバリングを披露してくれ、初めは獲物の探索中なのかと思いました。
ところが階段の隅っこに興味を示し、割れ目に潜り込んで調べていました。
おそらく安全で快適な営巣地を探索しているのでしょう。

『スズメバチの科学』p18によると、

(モンスズメバチの)女王蜂は地表近くの狭い閉鎖空間などに巣を創設するが、働き蜂が羽化して巣が大きくなり手狭になると、大木の空洞などの広い空間に引っ越しをすることが多い。


0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む

  • ニホンアナグマの越冬用巣穴をこっそり内見する初冬のホンドタヌキ【トレイルカメラ】16/10/2024 - 0 Comments
  • 里のニホンアナグマ♂は土木工事の騒音にも慣れっこ?【トレイルカメラ】05/12/2023 - 0 Comments
  • イラガ(蛾)の繭を割る名手アカゲラ♂(冬の野鳥)♪06/06/2018 - 0 Comments
  • 雪山でニホンカモシカの新鮮な糞を食べるホンドタヌキ♂【トレイルカメラ:暗視映像】食糞行動28/12/2024 - 0 Comments
  • クロマルハナバチ♀と寄生ダニ15/02/2011 - 0 Comments