2014/05/31

樹上で羽繕いするツバメ(野鳥)



2014年5月中旬

川岸に生えた潅木の枝にツバメHirundo rustica)が2羽止まり、念入りに羽繕いしています。
初めは一羽だけでしたが、途中からもう一羽が合流。
なんとなく巣立った雛が親鳥に給餌されるのを待っているのかと勝手に想像したのですけど、最後は同時に飛び去り川面すれすれに飛びながら自ら採食しました。
2羽の性別は?※

ツバメが電線以外に止まっている姿を撮れたのは初めてかもしれません。
日光に照らされると赤い顔と濃紺の光沢が驚くほど美しく、ちょっと感動しました。
普段よく見る電線に止まっている姿は空を背景に逆光のシルエットなので、色味がよく分かりませんでした。

※ 『銀座のツバメ』によると、

♂と♀の見分け方は、尾羽の長さで区別する。♂の尾羽が♀より長い。2羽が一緒に並ぶと違いがわかるが、1羽だけだと個体差もあり、慣れないと難しい。(p27)
幼鳥の尾羽は成鳥より短く、燕尾になっていないので、飛んでいても幼鳥とわかる。(p75)



『ツバメの謎: ツバメの繁殖行動は進化する!?』p11によれば、

♂と♀は一見すると体の色に違いがあるように見えません。しかし、よく観察していると、背中の光沢は♂の方が輝いており、またのどや額の赤さは♂の方が鮮やかになっています。少し微妙な差ですが、こちらも並んでいる姿をじっくり見ることができれば、違いが分かるようになるはずです。


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