2024年8月中旬・午前2:20頃
モンスズメバチ(Vespa crabro flavofasciata)は主に昼行性ですが、条件が良ければ夜になっても活動を続けることがあります。
古い木造の屋根裏に最近引っ越してきたモンスズメバチの二次巣(移動巣)を深夜の丑三つ時に赤外線の暗視動画で撮影してみました。
巣に近づいて耳を澄ますと、重低音の羽音が聞こえます。
営巣地に忍び寄る私に気づいて警戒しているというよりも、真っ暗な夜にも依然として活動を続けているようです。
モンスズメバチ♀は、夜も巣から雑木林の樹液酒場に通って吸汁することが分かっています。
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ナイトビジョンのハンディカムに赤外線投光器を2台追加しても、光量不足であまりズームインできません。
手ぶれ防止のために三脚を持参すべきでした。
モンスズメバチのワーカー♀は、巣口付近を少し飛んでは破風板に止まり直して登る、を繰り返しています。
今回、巣口がある破風板で扇風行動をするワーカー♀はいませんでした。
この日はデジタル温度計を持参するのを忘れてしまい、気温を測定していません。
関連記事(10年前の撮影)▶ 涼しい夜も巣口で扇風行動するモンスズメバチ♀【暗視映像】
真夜中の暗闇を飛来して帰巣する個体や、巣口から飛び去る個体がいます。
門衛が巣口で見張ってるようで、出入りする仲間を誰何 しています。
この二次巣でもモンスズメバチの夜行性が確かめられました。
静かに撮影しているだけの私をモンスズメバチ♀が攻撃することはありませんでした。
※ 動画素材の順番を入れ替えました。
つづく→
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