2023年6月下旬・午後14:15頃・晴れ
この組み合わせは初見です。
日向では暑いのか、閉じた翅をときどき半開きで開閉しながら吸蜜しています。
日陰の花に来ると、翅をほぼ全開にして緩やかに開閉しながら吸蜜します。
『フィールドガイド日本のチョウ』p196によると、
翅表・前翅中室内の斑紋が前縁に対して斜めとなるのでメスグロ♂と判明。
私は今まで翅裏の斑紋でしか見分けられなかったのですが、この識別点を初めて知り、今後も役立ちそうです。
前翅の翅表に性標(性斑)の黒条が3本あるので、♂と分かります。
メスグロヒョウモン♂がキリンソウの花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@3:49〜)
撮れた映像素材の順番を入れ替えて編集しています。
現場では翅裏をなかなか見せてくれなくて、同定できるまでしつこく同一個体を追い回して長撮りしました。
翅を閉じた状態で翅裏を正対して見せてくれないと、晴れた日は翅表の斑紋が翅裏にまで透けて見えてしまい、同定に難儀することになります。
他にシロチョウ類もキリンソウに訪花していたのに、カメラを向けたら逃げられてしまいました。
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