前回の記事:▶ 初夏の河畔林を夜な夜な駆け回る野ネズミ【暗視映像:トレイルカメラ】
河畔林のタヌキ溜め糞場rvを監視する無人センサーカメラ(トレイルカメラH)に写った野ネズミ(ノネズミ)の記録です。
小雨がぱらつく深夜に、画面中央の林床に立ち止まって何かを採食しています。
雨天時でも野ネズミは採食活動に出かけることが判明しました。
どうやら野ネズミはオニグルミの堅果を抱えて、鋭い門歯で齧っているようです。
現場から約10m下流の地点にオニグルミの木が生えています。
やがて野ネズミはクルミの実を咥えたまま左にピョンピョン跳んで運び、ニセアカシアの根際の茂みに姿を消しました。
その後も立木の裏を野ネズミの白い目が右から左へちらっと横切りましたが、行方を見失いました。
クルミを巣穴(または安全に食事が出来る隠れ家)に搬入したのでしょうか?
画面左端に見切れているニセアカシアの木の根元で、野ネズミの食痕が付いたクルミの実を以前発見しています。
関連記事(1か月前の撮影)▶ オニグルミ堅果に残るアカネズミの食痕
パズルのピースが少しずつ埋まっていくようで、フィールドの謎解きは楽しいです。
画面中央やや右に生えたニセアカシアの幹にもう1台のトレイルカメラLが設置されているのが見えます。
ローアングルで林床を監視しているのですが、残念ながらこのときセンサーは反応せずにカメラは起動していません。(赤外線LEDは消灯したまま)
ローアングルでは野ネズミが下草に隠れて見えなかったのでしょう。
※ 動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。
関連記事(半年前の撮影)▶ タヌキの溜め糞場にクルミの実を埋めて貯食する野ネズミ【暗視映像:トレイルカメラ】
つづく→夜の河畔林で活動する野ネズミを高低2アングルから撮影してみる【トレイルカメラ:暗視映像】
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