無事に羽化した後で抜け殻(羽化殻)に掴まって休んでいたアカタテハ(Vanessa indica)の新成虫bを動画に撮り続けると、蛹便(羽化液)を排泄しました。
それまで斜め下を向いていた腹端を少し後ろ(背側)に引きながら、暗赤色の液体をポタポタと7滴垂らしました。
肝心の排泄孔が腹端が翅に隠れて見えなかったのが残念です。
スッキリしたアカタテハbはすぐに腹部を元の姿勢に戻しました。
カメラを下に向けると、下に敷いておいた白紙に血痕のような蛹便が滴り落ちていました。
蛹便の色は種によって違います。
アカタテハの蛹便は真っ赤でした。
10分後にも再び羽化液をポタポタと7滴排泄。
今度は前回よりも薄い液体で、赤みがかったピンクの透明でした。
排泄の瞬間は腹端を後ろに引くので、どうしても翅の影に隠れてしまいます。
触角と縮めた口吻をかすかに動かしています。
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