2020/11/27

ヌルデの花蜜を吸うジガバチ♀とクロヤマアリ♀の喧嘩

 

2020年8月中旬・午後12:00頃・晴れ 

峠道の横に自生するヌルデの灌木でジガバチの一種が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
サトジガバチ(Ammophila sabulosa nipponica)かヤマジガバチ(Ammophila infesta)なのか、採集しないと見分けられませんが、顔色が黒いので♀ですね。  
ところが、このヌルデの蜜源をクロヤマアリFormica japonica)も群れでガードしていました。 
吸蜜するジガバチ♀はアリのワーカー♀に噛まれる度に嫌がって走り回ります。 
ジガバチの方が体格で勝るのに、小さなアリに反撃したり飛んで逃げることはありませんでした。
嫌がらせされても、ヌルデの花蜜はよほど魅力的なのでしょう。 
ヌルデは花蜜を報酬にクロヤマアリをボディーガードとして雇った共生関係にあるのかな?

 小さな白いハナグモも白い花に紛れるように潜んで(保護色)獲物を待ち伏せしていますね。

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