2015/04/01
農道を歩いて採食するニホンカモシカ
2014年11月下旬
黒い毛の獣が山里の農道をトボトボ歩いて来ました。
遠目には黒い野良犬(ネコにしては大きい?)かと初めは思ったのですが、ニホンカモシカ(Capricornis crispus)だ!と気づきました。
黒っぽいのは冬毛なのでしょうか?
角が目立たない(短い)ので、若い個体のような気がしました。
車道から丸見えなのに開けた土地を堂々と歩いて来るとは意外でした。
しかも、横を車が通っても全く気にしていません。
車道から結構離れているので安全だと知っているのかもしれません。
あるいは単に近眼で見えていないのかな?
カモシカは立ち止まって地面の匂いを嗅いでいます。
手前に生い茂った枯れススキが邪魔なので、撮りながら横に移動。(手ブレが酷い…)
カモシカは再び歩き始め、ススキ群落の死角に隠れてしまいました。
撮影アングルを求めて車道を少し引き返してから撮影続行。
カモシカは少し立ち止まって道端の灌木の葉を採食したようです。(道草を食う)
いかんせん遠過ぎて、採食メニューは不明です。
(採食行動ではなく、眼下腺マーキングをした可能性は?)
再び手前の枯れススキ群落の死角に入りました。
この後、私も慌てて現場の農道に急行しました。
ところが田んぼの用水路を跳び越えるのに手間取ったりしている間に、カモシカの行方をすっかり見失いました。
足跡が残る積雪期でないとカモシカをフィールドで追跡するのは無理ですね。
ちなみに、この画面の奥は河畔林になっています。
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