2014年10月上旬
山間部の道端に咲いたメハジキの群落でトラマルハナバチ(Bombus diversus diversus)のワーカー♀が訪花していました。
気温の高い日向の群落では蜂の採餌活動が速過ぎて、通常のHD動画では目が回りそうになります。
そこで240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:50〜)※
多数の個体を撮影しましたが、いずれも後脚の花粉籠は空荷なので花蜜が目的なのでしょう。
花穂を真上から見下ろすアングルで観察すると、蜂が採餌する回転の向きは一定ではなく右回り⇔左回りとスイッチしています。
※【追記】
『マルハナバチの謎〈下巻〉 (ハリフマンの昆虫ウオッチング・社会性昆虫記)』p54によると、
マルハナバチも1秒間に180回から240回、平均して220回はねを振動させます。つまりマルハナバチの飛翔は、240-fps(1秒間に240枚のコマ撮り)のハイスピード動画に撮るには正にうってつけの素材ということになりますね。
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