2015/03/20

アカマツの木をつついて虫を探すキクイタダキ(野鳥)



2014年11月下旬

見慣れない地味な小鳥が山間部でアカマツの枝葉をつつきながら忙しなく飛び回っていました。
アカマツの実(松ぼっくり)を啄んでいるのではなく、どうやら虫を探しているようです。
逆光で羽根の色が分かりにくいのですが、灰色っぽい鳥で顔は「目白」です。
ヤマガラと混群を作っていたかもしれません。

図鑑と見比べて少し似てると思ったコサメビタキは夏鳥ですから違いますね。
どうしても自分では名前が分からず、いつもお世話になっている「日本野鳥の会宮城・山形県支部画像掲示板」にて問い合わせたところ、まぐぴさんよりご教示頂きました。

平地で冬小鳥のキクイタダキに1票かな

国内では最小の鳥であるキクイタダキRegulus regulus)は個人的に初見です。
山形県では準絶滅危惧種に指定されている珍しい鳥でした。
今回は真下から松の木を見上げて撮ったので、残念ながら頭頂部が見えませんでした。
漢字で書くと「菊頂き」なのですね。
てっきり「木食叩き」が訛っているのかと思い込んでいました。




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