2014年6月上旬
杉林の下草でアオジョウカイ(Themus cyanipennis)の♂♀ペアが交尾していました。
側面から見ると交尾器を連結していますね。
体長は♂<♀。
マウントした♂がときどき触角で激しく葉をタッピングしています。
♀が動かないよう宥めの信号なのかな?
手持ち無沙汰の♀は自分の右触角を舐めて化粧中。
ところで交尾の舞台となっている植物は何でしょう?
葉の形はアカソっぽいですけど、茎や葉柄が緑色です。
赤く色づく前は緑色なのかな?
茎の断面は丸かったのでシソ科ではありません。
【追記】
秋に再訪すると、茎や葉柄が赤く色づいていました。
やはりアカソの群落だったようです。
【追記2】
『へなちょこカミキリロード:初心者のためのカミキリムシ入門』p113によると
アオジョウカイはフタコブルリハナカミキリと擬態の関係にあると言われているが、上翅の色が各地域で微妙に異なる点もシンクロしている。
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