2023年11月中旬
シーン0:11/15・午後13:07・気温25℃(@0:00〜)
明るい日中に撮れた現場の状況です。
すっかり落葉した平地の二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の越冬用営巣地を2台のトレイルカメラで定点観察しています。
シーン1:11/18・午後15:12・気温7℃(@0:04〜)
ホンドテン(Martes melampus melampus)と思われる小動物が明るい昼間に二次林内を奥へジグザグに走り去る後ろ姿が写りました。
黄色っぽい褐色の毛皮です。
残念ながら手前の灌木が邪魔でよく見えません。
イタチやキツネの可能性もありますかね?
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シーン2:11/19・午後21:09・気温8℃(@0:16〜)
翌日の晩、ニホンイタチの登場から約2時間15分後にホンドテンが現れました。
テンは監視カメラの死角に入ってもアナグマの巣口R付近をうろついている、地面に転がっている長い落枝が踏まれて動いています。
おそらくイタチの残り香を気にしているのでしょう。
シーン3:11/19・午後21:10・気温8℃(@0:40〜)
しばらくすると、別アングルで設置した監視カメラが起動しました。
林縁の左エリアを徘徊しているテンは、立ち止まって林床の落ち葉の匂いを嗅いで、食べ物を探しているようです。
最後は二次林の奥へ立ち去りました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
気温が低下したせいか、トレイルカメラの起動が遅れがちです。
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