2023年10月下旬・午後13:35頃・晴れ
低山の尾根道でモンスズメバチ(Vespa crabro)の雄蜂♂を見つけました。
ミズナラ稚樹の葉に乗って日光浴していました。
背中に秋の陽射しを浴びながら、せかせかと腹式呼吸しています。
長い触角の先端がカールしているので雄蜂♂と分かります。
(触角が13節で腹部の体節が7節あることからも、確実に雄蜂♂と分かります。)
隣に落ちていたホオノキの枯葉の表面を舐めている(ミネラル摂取?)のかと初めは不思議に思ったのですが、真横から撮ると口吻は動いていませんでした。
私が少し近づいても、モンスズメバチ♂は方向転換しただけで逃げませんでした。
顔を正面から見えるようになったのですが、やはりホオノキの落ち葉を舐めてはいませんでした。
しばらくすると、モンスズメバチ♂はミズナラの葉から隣接するホオノキの落ち葉に伝い歩きで移動しました。
このとき大顎を少し開閉したものの、口吻の伸縮は見えませんでした。
飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画に切り替えました。(@1:48〜)
動画を撮りながら私が左足を伸ばして蹴る素振りをしたら、モンスズメバチ♂は準備運動を始めました。
翅を立てて飛翔筋を震わせ、しばらく小刻みに羽ばたいてから、ようやく飛び去りました。
日光浴して体温が充分に上がったはずなのに、飛ぶ前に準備運動が必要とは意外でした。
気温を測るべきでしたね。
体感では全然寒くありませんでした。
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