2022年9月上旬
湧き水が溜まった山中の泉を見張っている監視カメラに夜行性の野ネズミ(ノネズミ)がこの時期は2回写りました。
シーン1:9/4・午後22:24
池の左岸に現れた野ネズミが水際に降りて、対岸に渡れるかどうかあちこち探し歩いています。
暗闇でも水深が分かるのでしょうか。
対岸まで来た野ネズミは、狭くなっている出水口(沢の源流)を見つけると、ピョンと跳び越えました。
今回の個体は夜の池を泳いで渡りませんでした。
草深い右岸を少し登ると、トラバースして此岸の死角へ走り去りました。
シーン2:9/10・午後18:46 (@0:18〜)
6日後の晩に画面奥の森からコウモリが夜の池に飛来しました。
池の上空を往復して帰るついでに着水し、飛びながら一瞬で水を飲んだようです。
その直後に、対岸の出水口に野ネズミが現れ、チョロチョロと徘徊しました。
残念ながらカメラの電池が消耗していて、尻切れトンボで録画が打ち切られてしまいました。
夜の水場に最も頻繁にやって来るのはコウモリです。
しかし他の野生動物が水場に来たときには、コウモリは遠慮して(警戒して?)同時には飛来しないのが普通です。
今回は珍しく例外で、コウモリと野ネズミが入れ違いで水場に登場しました。
野ネズミは体が小さいですから、草むらに隠れているとコウモリの超音波(エコロケーション)では存在を検知しにくいのかもしれません。
逆に、野ネズミはコウモリの発する超音波が聞こえているのかどうか、興味があります。
お互いに天敵として恐れるべき存在ではないので、気にしなくなっていても不思議ではありません。
最後に1/3倍速のスローモーションでシーン1をリプレイ。(@0:28〜)
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