2022年6月下旬・午後16:05頃・ くもり
里山の尾根道を縦走していたら、野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れと遭遇しました。
私が立ち止まって静かに撮影を始めると、あまり恐れずにどんどん近寄って来てくれました。
結構人馴れしたニホンザルのようです。
猿と直接目を合わせずに目を伏せて、カメラのバックモニターやファインダーだけを見るようにするのがコツです。
夏毛のニホンザルは痩せて見えます。
ニホンザルの成獣が尾根道に座り込んで、文字通り道草を食っていました。(採食メニューは不明)
若い個体も山道で立ち止まり、イネ科植物の葉や穂の先を食いちぎっています。
座ったまま右足で自分の頭や右脇腹を掻きました。
山道の右横に繁った灌木に隠れた個体が何か緑の植物の葉を食べています。
左右の藪に隠れていた個体が次々と細い尾根道に出てきてくれました。
尾根道に突っ立っている私が彼らの遊動路を通せんぼしていても、猿たちは私の方をちらっと一瞥しただけで、落ち着いて迂回して藪の中を通り過ぎました。
ニホンザルの群れが遊動した後の山道には深緑色の新鮮な糞が点々と残されていました。
以下に縦走路で見つけた順で糞の写真を掲載します。
獣糞の下に潜む謎の甲虫? |
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