2020/07/13

早春の砂防堰堤の水中にヤマアカガエルの卵塊



2020年3月中旬・午後

里山で沢の水を堰き止める砂防堰堤が例年より水量が激減していました。
異常な暖冬で里山には雪がもうほとんど無く、沢に雪解け水がほとんど流れていないのです。
これから生き物の暮らしにどんな影響を与えるのか、心配になります。

砂防堰堤に柳の灌木が生えていて、その根際の浅い水中にヤマアカガエルRana ornativentris)が産み付けたと思われる卵塊を見つけました。
ゼラチン質の卵の中で黒い胚が育っていますが、オタマジャクシは未だ孵化していませんでした。
ここは日当たりが悪い谷筋なので水温が低いのでしょう。

▼関連記事(同じ日に山麓の水溜りで撮影)
ヤマアカガエルの卵塊とオタマジャクシ

来年こそは早春に繰り広げられるヤマアカガエルの繁殖行動や産卵行動を忘れずに観察してみたいものです。


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