2019年7月下旬・午前6:36
若いニホンザル(Macaca fuscata fuscata)が山麓の雑木林の林縁で灌木によじ登りました。
灌木の樹種はおそらくウワミズザクラだと思います。
太い枝の途中から伐採されています。
幹をすばやく登ると、横枝に腰掛け、体を掻きました。
枝葉の隙間から私の姿を認めると、また威勢よく幹を少し登り、枝揺すりの誇示行動を披露してくれました。(@0:27)
全身で反動を付けて幹をユサユサと揺すっています。
下で撮っている私に対する威嚇行動でしょう。
枝の又に腰掛けてモグモグと口で何か食物を咀嚼しています。
急に立ち上がって上の枝葉に狙いを定めると素早く両手を伸ばし、葉裏に止まっていた虫?を捕まえようとしました。(@1:01)
まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。
しかし、どうやら捕虫に失敗したようです。
取り損ねた虫が擬死落下したのか、猿は悔しそうに下を見ています。
子供の頃に虫捕りに励んでいた人は皆、親近感を覚えることでしょう。
直後にウワミズザクラの葉を千切って少し食べました。
これは悔し紛れの転移行動なのかな?
左手で小枝を引き寄せ、再び葉を一口だけ採食しています。
最後は大きくジャンプして隣の木(樹種不明)の枝に跳び移りました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
野生ニホンザルの一挙手一投足は本当に見ていて飽きません。
ニホンザル@ウワミズザクラ樹上 |
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