2021年11月上旬・午後12:00頃・晴れ
街なかの民家の花壇に咲いたヒャクニチソウ(百日草)でキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
この組み合わせは初見です。
訪花中のクマバチ♀を横から見ると、吸蜜するために口吻を伸ばしていました。
花の盛りを過ぎたヒャクニチソウには花粉がもう残っていないようで、クマバチ♀の後脚の花粉籠は空荷でした。
11月に元気に採餌活動しているクマバチ♀を見るのは初めてかもしれません。
関連記事(3年前の撮影)▶ セイタカアワダチソウの花で休むクマバチ♀ヒャクニチソウはもう枯れかけで、葉の緑色も花弁の赤紫色も色あせて薄くなっています。
ハナバチ類は赤色系の花をあまり好まない(昆虫の視細胞で赤は見えにくい)はずなのに、蜜源が乏しくなる晩秋は好き嫌いを言ってられないのかもしれません。
クマバチ♀がヒャクニチソウの花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:52〜)
日差しが強く、絶好のハイスピード動画撮影日和です。
吸蜜後は飛び立つ前に前脚で顔を拭うことがありました。
少し飛んだだけで隣の花に移動します。
花弁が隣接している場合は、省エネのために歩いて移動しました。
最後はNGシーンです。
花から飛び立とうとしたクマバチ♀の爪先が管状花に引っかかり、無様に滑落してしまいました。
幸い、隣接する花に落ちたようです。
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