2017年8月上旬・午前5:50〜5:54
山麓の農道で早朝、スズメ(Passer montanus)の群れがエノコログサなどイネ科雑草の種子を採食していました。
道端に生えた群落から路上に落ちた落ち穂の種を喋んだり、たまに飛び上がって穂先に飛びついたりしています。
奥に水田が見えるのですが、イネには未だ実がついていないのか、スズメは食害していません。
▼関連記事 (2年前の撮影)
エノコログサの穂を採食するスズメの群れ(野鳥)
画面右に見えているエノコログサの群落は夏らしく青々しているのに、スズメが群がっている画面左の群落は全体的に黄色っぽい点が気になりました。
穂が金色になるキンエノコロとは異なり、葉まで黄色になっています。
水田のすぐ横ですから、これは除草剤を散布されて枯れかけの群落ではないでしょうか?
除草剤に汚染された実は味や匂いの変化で忌避しそうなもんですが、鳥類は味覚や嗅覚が鈍いのでしょう。
除草剤に汚染された実を食べたスズメに農薬中毒のおそれは無いのか、心配になります。
スズメに影響が出なくても、それを捕食する猛禽類などに生物濃縮の影響が現れそうです。
(この問題について私は勉強不足であることは否めません。)
後半はスズメに少し近づいてから、望遠レンズを装着してみました。
雑草の群落にエノコログサだけでなくメヒシバやイヌビエの穂も少し混じって見えました。
スズメは幼鳥が多く、成鳥は少ないです。
巣立ちした家族群なのかな?
ピョンピョン両足で跳びはねるようにホッピングして路上を移動します。
最後は何かに驚いて一斉に飛び去りました。
0 件のコメント:
コメントを投稿