2023年8月上旬〜中旬
ニホンアナグマ(Meles anakuma)の家族が転出した後も旧営巣地(セット)にときどき戻ってくる様子です。
転出先の新しい営巣地がどこにあるのか分かりませんが、毎日採餌に出かけるついでに「懐かしの我が家」に立ち寄るのでしょう。
アナグマに何か特筆すべき行動があれば個別の記事にするのですけど、とりとめもない残り物のシーンをまとめました。
観察歴の浅い私が見落としている行動がありそうですし、動画ファイルを削除する前に、念のため全て公開しておきます。 (我ながら貧乏性ですね…)
シーン0:8/4・午後13:23(@0:00〜)
シーン1:8/4・午後13:59(@0:04〜)
明るい時間帯にたまたま撮れた現場の様子です。
新旧2台の自動センサーカメラで監視しています。
シーン2:8/5・午後19:29(@0:08〜)
画面の左端、手前の立木の陰からアナグマの尻尾だけ見えています。(赤丸に注目)
ちらっと顔が見えたのに、すぐに引っ込んでしまいました。
起動したトレイルカメラを警戒しているのか、広場に姿を現してくれません。
シーン3:8/6・午後16:08・気温27℃(@0:20〜)
まだ日没前の夕方なのに、なぜかモノクロで起動しました。
アナグマが単独で巣口Lを覗き込んでから、右に立ち去りました。
成獣♀と迷ったのですが、次の動画と併せて考えると、幼獣でした。
シーン4:8/6・午後16:08(@0:35〜)
別アングルに設置した広角の監視映像でも撮れていました。
正しい時系列は、シーン4➔シーン3と逆のようです。
巣口Rlに潜り込んで内部を点検してから、再び外に出てきて、今度は巣口Lの方へ向かいました。
対面の立木に固定した新機種トレイルカメラのセンサーが反応して起動する際に、一瞬ピカッと光る様子が写っています。
シーン5:8/11・午後19:27・気温27℃(@1:00〜)
アナグマが巣口Lの匂いを嗅ぎに来た動きに反応してトレイルカメラが起動したようです。
入巣Lしかけたものの、何かに驚いたように慌てて奥の獣道を走り去りました。
もしかすると、巣内に別の獣(タヌキ?)が潜んでいたのかもしれません。
カメラのレンズの至近距離にクモまたはザトウムシがへばりつくように徘徊していて、肝心のアナグマの姿がよく見えません。
シーン6:8/12・午後19:11・気温23℃(@1:09〜)
翌日の晩にもレンズの至近距離にお邪魔虫のクモ(ザトウムシ?)が覆い被さったまま静止していました。
困ったことに、すっかり居着いてしまったようです。
アナグマの幼獣2頭が暗闇で追いかけっこと格闘遊びを元気に繰り広げています。
その騒ぎを聞きつけて巣穴Lからもう1頭の幼獣が外に出てくると、兄弟(姉妹)を追いかけて行きました。
シーン7:8/12・午後19:13(@2:09〜)
巣口Lから出てきた幼獣が左へ向かいました。
シーン8:8/12・午後19:13(@2:21〜)
別アングルの監視カメラで続きが撮れていました。
対面のトレイルカメラの赤外線LEDが点灯していますが、レンズにザトウムシ?がへばりついている
せいで、赤外線が乱反射しています。
左からアナグマの幼獣が単独でやって来ました。
巣口Rを飛び越えて右へ。
シーン9:8/12・午後19:13(@2:35〜)
右上奥から獣道を通ってアナグマの幼獣?が登場。
巣口Lを素通りして左へ向かいます。
シーン10:8/12・午後19:13・小雨(@2:50〜)
左からノソノソと歩いて来た個体が巣口Rの真上を通って右へ行きました。
すぐにまた右から広場に駆け戻って来ました。
巣口Rの匂いを嗅いでから、なぜか慌てたように右へ走り去りました。
独りではしゃぎ回る行動がいかにも幼いので、成獣ではなさそうです。
もはや体つきでは幼獣と成獣の差が分かりにくくなってきました。
小雨がぱらついているようです。
シーン11:8/12・午後19:14・気温33℃(@3:20〜)
レンズの手前に居座っていたザトウムシ?がようやく居なくなり、画面がすっきりしました。
広場から左へ立ち去る幼獣が写っています。
シーン12:8/14・午前10:58・晴れ・気温29℃(@3:28〜)
明るい午前中遅くに、右からやって来たアナグマが巣穴Lに入りました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
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