2021年10月下旬・午後12:50頃・くもり
里山で使われなくなった林道(廃道)を薮漕ぎしながら辿ると、ミズナラの木の下でホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が残した溜め糞gを新たに見つけました。
新鮮な溜め糞の天辺に1匹のベッコウバエ♂(Dryomyza formosa)が陣取り、交尾相手の♀が飛来するのを待っていました。
前脚を交互に前へ伸ばして宙を掻く手招き行動をゆっくりと繰り返しているのが気になります。
この手招き行動は以前にも観察したことがあります。
まさか♀が呼び寄せる求愛誇示(ディスプレイ)なのでしょうか?
他の解釈を思いつかないので、欲求不満で手持ち無沙汰の♂による真空行動ではないか?という気がします。
関連記事(8,11年前の撮影)▶
・葉の上で手招きするベッコウバエ
・獣糞で翅紋を単独誇示するベッコウバエ溜め糞gの近くでミズナラ幼木の葉には別個体の♂が乗って♀を待ち伏せしていました。(下記最後の写真を参照)
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