ゴジュウカラ巣穴の定点観察記4
2012年3月下旬
雪の日にアカゲラ♀(Dendrocopos major)がキョッキョッ♪と鳴きながら朽木の巣穴入口に止まり、中を何度も覗き込んでいました。
しばらくすると、同一個体と思われるアカゲラ♀がまたやって来ました。
この朽木には穴が4つ並んでいるのに、アカゲラが興味を示す穴は決まってこの一つ(ゴジュウカラが出入りする穴)だけです。
中を物色するも諦めて飛び去りました。
ゴジュウカラ(Sitta europaea)が巣穴の中に居て侵入を防いだのかどうか不明です。
前回の観察ではアカゲラ♀が巣穴に侵入しています。
【参考】
『マルチメディア鳥類図鑑』によると、
ゴジュウカラは、キツツキの古巣などを利用して巣にする。ときには、キツツキが巣を掘っているときに、入口に土を塗ってしまうことがある。北海道では、クマゲラの巣が狙われたのを見た。クマゲラの巣の直径は13センチにもなるために、ゴジュウカラはせっせと土で、出入り口を狭くする。クマゲラはゴジュウカラの妨害で、途中で巣を捨ててしまった。つづく
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