初夏(5〜6月)に咲く花であるはずのタニウツギが季節外れに咲いていました。
河原の遠く離れた2箇所に自生する灌木で、狂い咲きしているタニウツギの花を違う日に続けて見つけたので、気になりました。
あまり記憶になかったので、過去のフィールドノートを全文検索してみると、6年前の「2014年10月中旬に里山の林道沿いで季節外れのタニウツギの花が数輪、開花していた」との記録が一例だけ残っていました。
残念ながら証拠写真を撮らずに素通りしていました。
どうしても異常気象と結びつけたくなりますが、2014年と2020年に何か共通した気象条件があるのかな?
それとも、実は探せばタニウツギの狂い咲きは結構よくあることなのでしょうか?
季節外れに狂い咲きした虫媒花を訪れる昆虫がいるのかどうか、結実するのか?というのは興味深いテーマです。
ジェネラリストの送粉者はともかくスペシャリストはきっと少ないだろうと予想されるので、かなり長時間粘って観察する必要がありそうです。
※ この記事は動画無しの写真ネタです。
この株では多数の花が咲いている@地点a |
5日後@地点b |
この株では2輪だけ咲いている:全景@地点b |
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