2021年8月中旬・午後16:35頃・くもり
山麓の林縁に咲いたオトコエシの群落でハラアカヤドリハキリバチ(旧名ハラアカハキリバチヤドリ)(Euaspis basalis)が忙しなく訪花していました。
この組み合わせは初見です。
オトコエシの白い花序に止まって吸蜜する際に、羽ばたきを止めても翅を斜めに立てたままです。
顔正面を向けたときに頭楯に白い部分があるので雄蜂♂かと思ったのですが、本種の場合はそうとも言い切れないようです。(『日本産ハナバチ図鑑』p286)
ハラアカヤドリハキリバチは労働寄生種ですから、たとえ♀であっても腹部下面に花粉を集めるためのスコパ(刷毛)がありません。
したがってスコパの有無で性別判定することもできないのです。
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