2023年5月中旬・午後18:55頃・(日の入り時刻は午後18:43)
ニホンアナグマ♀(Meles anakuma)の営巣地をトレイルカメラ2台で監視しているのですが、そのうち1台の設置アングルを変更してみました。
手前に見えているのが巣穴Lで、その奥に巣穴Rが並んでいます。
画面の左から突き出ている朽ちた倒木は若いハリギリ(別名センノキ)で、まるで鬼の金棒のように幹が鋭い棘だらけです。
そのため、奥の巣口Rは少し隠れてしまっています。
撮影に邪魔なこの倒木を取り除きたいのはやまやまなのですけど、アナグマ♀は育児の真っ最中で神経質になっているはずなので、なるべく営巣地の現状を維持したまま撮影を続けます。
周囲に自生するマルバゴマキ(別名マルバゴマギ、ヒロハゴマキ、オオバゴマキ)の若葉がどんどん成長するにつれて巣穴がうまく隠されてしまい、撮影に苦労します。
日没直後の晩にアナグマが獣道を通って右下からセット(営巣地)に戻って来ました。
後ろ姿では性別が見分けられないのですが、この前に撮れた映像から♀だろうと考えています。(映像公開予定)
巣口Lの横を通って奥の二次林に向かう途中で、林縁の広場にちょっとだけ座り、お尻を地面に擦り付けました。
これはスクワットマーキングと呼ばれ、自分の縄張りに匂い付けする行動です。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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