2023年3月下旬・午前10:55頃・くもり
雪解けが進む広大な刈田をコハクチョウ(Cygnus columbianus bewickii)の大群が早春の餌場としています。
いくつもの小群が続々と飛来するので、どの編隊飛行を撮ろうか目移りしてしまいます。
私が見た限り、別々に飛んできた白鳥の小群が空中で合流することはないようです。
低空で何度も旋回して餌場の安全を確かめてから、雪田に着陸します。
先客の白鳥が群れている餌場が安心するらしく、仲間の近くに着地・合流します。
雪解け田んぼに降り立ったコハクチョウの群れは、散開して採食を始めます。
住宅地での撮影は電柱や電線、民家が邪魔になり、優雅な着陸シーンをなかなか見届けられません。
見通しの良い撮影ポイントを探しながら、餌場へ飛んで行く白鳥を私も追いかけて撮影しました。
近くを飛んでくれると白鳥の鳴き声がかすかに聞こえます。
この田園地帯を縄張りとしている留鳥のハシボソガラスは、冬鳥(渡り鳥)のコハクチョウが急に現れると餌場から追い払おうとしたり擬攻撃する(モビング)のではないか?と予想しました。
しかし最後の動画を見る限り、そんなことはないようです。
体格もハクチョウの方がカラスに勝りますし、多勢に無勢となったカラスは逃げて距離を取りました。
0 件のコメント:
コメントを投稿