2016年7月下旬
団地の植え込みに咲いたビヨウヤナギ(=マルバビヨウヤナギ)の群落でヒメハナバチの一種の♀が訪花していました。
花がほとんど散り終わった群落で、残り少ない花にて採餌していました。
『ヤマケイポケットガイド5:庭木・街路樹』p86によると
(ビヨウヤナギは)花の寿命は短いが、1つの花が終わっても、新しい花が次々と咲き続ける。
吸蜜している様子はなく、長い雄しべの茂みの中をひたすら歩き回り集粉しています。
回転集粉と言えるほど効率的な採餌法ではありません。
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を付けています。
飛び上がっても、すぐに同じ花に舞い降ります。
後半は雄しべの先端によじ登ってしがみ付き、葯から集粉していました。
同定のため蜂を採集したかったのですが、柄の長い捕虫網が無いと花壇中央に届かないため無理でした。
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