キアシナガバチ創設女王:狩りからの帰巣
2008年6月中旬
獲物を咥えて狩りから戻ったキアシナガバチ(Polistes rothneyi)女王バチが軒下をしばらく飛び回った後、近くの草叢に降り立ちました。
クワの葉に乗り肉団子を咀嚼してから再び飛び立ち、巣b(巣房数10室)に戻りました。
巣上でも念入りに噛みほぐしてから幼虫に給餌します。
若齢幼虫には固形の肉ではなくて肉汁を与えるらしい。
前半は従来通り巣の真下から望遠で撮影。
後半は初めて脚立に登り、恐る恐る接写してみました。
隣には巣房数25室の初期巣aが見えます(女王不在)。
90分前には女王が巣aで休んでいました(映像省略)。
後日、在巣の女王に個体識別のマーキングを施したところ、同一個体の女王が複数の巣を並行して営んでいることが判明しました。
つづく→シリーズ#9
0 件のコメント:
コメントを投稿