2020年10月下旬・午後15:20頃・くもり
道端に自生するオニノゲシの群落で見慣れない小さな蜂が化粧していました。
晩秋はフィールドで見かける虫がめっきり減ったので、身繕いシーンをマクロレンズで接写してみました。
オニノゲシの葉縁の鋸歯に止まり、両足を擦り合わせています。
その後はオニノゲシの葉を徘徊し始めました。
たぶん寄生蜂だろうと予想はつきます。
なんとなくコマユバチ科の一種ではないか?という気がするのですが、真面目に検討した訳ではありません。
未採集、未採寸。
性別も不明ですが、♀なら寄主探索行動ですし、♂なら探雌行動のはずです。
脚は鮮やかな橙色で関節部分は黄色なのが目を引きます。
寄主となりそうな芋虫・毛虫の類はもとより、アブラムシすらオニノゲシの群落で見つかりませんでした。
オニノゲシの花期が終わり、実が膨らんでいる状態でした。
白い綿毛も一部で出来ていました。
つまり、蜂がもともと吸蜜目的で訪花したとは考えられません。
このオニノゲシの群落で寄生蜂を2種類も見つけたのは果たして偶然でしょうか?
寄主を調べないことには、謎解きの端緒も掴めません。
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