2023年9月上旬〜中旬〜下旬
平地のスギ防風林で根こそぎ風倒したスギの根元に掘られた「根曲がり巣穴」の主を突き止めるために、自動センサーカメラで監視しています。
種類を見分けられない謎の鳥の登場シーンをまとめました。
どうやら複数種が来ているようです。
フルカラーで撮れていない上に、上から鳥の背面を見下ろす見慣れないアングルなので、私には同定できません。
これらの鳥の名前が分かる方がいらっしゃいましたら、教えてもらえると助かります。
シーン0:9/7・午後15:00(@0:00〜)
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
毎冬の雪圧で根曲がりした灌木(マルバゴマギ?)が巣口を取り囲むように育っています。
シーン1:9/9・午後13:27(@0:03〜)
地味な小鳥がホッピングで巣口周辺を徘徊し、嘴で落ち葉をめくったり地面を啄んだりしています。
どうやら虫を捕食しているようです。
しばらくすると、警戒しつつも巣穴の中に入ったので、驚きました。(@0:50〜)
まさか、地中の巣穴で営巣しているのでしょうか?
シーン2:9/9・午後13:37(@0:57〜)
10分後に同一個体(?)の鳥が巣穴の外に出てきました。
巣穴の近くでしばらく佇んでいます。
シーン3:9/9・午後13:50(@1:20〜)
黒っぽい謎の鳥が再び根曲がり巣穴に出入りしています。
入巣の前には尾羽根を扇のように左右に大きく広げました。
これは緊張の現れなのかな?
外に出てくると、絶えず尾羽根を上下に振り立てています。
ちなみに、画面右上の低木(樹種不明の広葉樹)の葉にハキリバチ♀が巣材を切り抜いた痕跡が見えます。
シーン4:9/9・午後15:05(@2:08〜)
出巣した鳥がホッピングで左下エリアをうろついて、餌を探しています。
シーン5:9/12・午後21:04(@2:54〜)
夜に雨が本格的に降っていました。
トレイルカメラを下向きで設置したので、レンズが雨水で濡れることはありません。
シーン6:9/15・午前10:14(@3:00〜)
謎の鳥が巣口の細根に止まり、広げた尾羽根をゆっくり上下させながら左右をキョロキョロ見回しています。
しばらくすると、少し飛んで灌木の横枝に止まり直しました。
シーン7:9/16・午前9:57(@4:00〜)
小鳥が右下へ素早く飛び去りました。
1/3倍速のスローモーションでリプレイしても、私には同定できません。
シーン8:9/17・午前11:12(@4:14〜)
1羽の小鳥が地上を探餌徘徊しています。
もう1羽が頭上を飛んだのにつられて飛び立ちました。
シーン9:9/23・午前6:14(@4:54〜)
チッ♪と鳴き声がしてから右下の地上に登場したのですが、すぐに葉陰に隠れてしまいました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
【考察】
根曲がり巣穴に出入りする鳥が気になります。
鳥の繁殖期はとっくに終わっているはずなので、卵を生んで雛を育てるための巣(繁殖用)ではなく、ただの隠れ家として一時的に利用しているような気がします。
それよりむしろ、カマドウマなど暗所を好む虫が昼間は巣穴に潜んでいて、それを捕食するために鳥が通ってきているのではないか?と予想しています。
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