2023年9月上旬
遊びたい盛りで元気のあり余ったホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)幼獣2頭が昼間にはしゃいで追いかけっこをして遊ぶシーンをまとめました。
シーン0:8/25(@0:00〜)
明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。
ニホンアナグマ♀♂(Meles anakuma)の家族が転出した後の旧営巣地(セット)を新旧2台の自動センサーカメラで見張っています。
シーン1:9/4・午後14:49(@0:08〜)
右から来た1頭のタヌキ幼獣がアナグマの巣口Rの匂いを嗅いでから、左へ走り去りました。
シーン2:9/4・午後14:50・くもり・気温25℃(@0:25〜)
続きが別アングルの監視カメラに写っていました。
先行個体aが獣道を右上奥へ走り去ってから、すぐに後続個体bが全力疾走で追いかけて行きます。
a?がセットに駆け戻ってきてから、bを追いかけて獣道を引き返しました。
シーン3:9/4・午後15:12(@0:40〜)
1頭の幼獣が左から走って登場したのに、トレイルカメラの起動が間に合わなかったようです。
右へ走り去ると、左から後続個体が追いかけて来ました。
その後もセットを元気に右往左往しています。
シーン4:9/5・午後13:19(@0:56〜)
翌日も午後に幼獣がセットの左エリアに来ていました。
二次林内をうろついていると、もう1頭が現れて、追いかけっこが勃発しました。
シーン5:9/5・午後13:20・気温28℃(@1:33〜)
追いかけっこしながら2頭のタヌキ幼獣がアナグマの巣口Lの横を通り過ぎ、獣道を右上奥へ走り去りました。
シーン5:9/5・午後13:22・気温30℃(@1:45〜)
約1分半後に、戻ってきたタヌキ幼獣1頭がアナグマの巣口Lの窪みに駆け込んでいました。
巣穴の中には入らず、追いかけてきた個体と一緒に獣道を右上奥へ走り去りました。
毛皮の色の濃淡が違う2頭でした。
体格差もあったので、もしかすると幼獣の兄弟姉妹ではなく親子なのでしょうか?
タヌキの成獣は追いかけっこのような幼稚な遊びに付き合ったりしないと思っていたので、意外です。
あるいは、幼獣の兄弟姉妹の間で体格に性差が出始めたのかもしれません。
シーン6:9/5・午後17:00(@2:09〜)
夕方にまた現れました。
アナグマの巣口Rの匂いを嗅いでからピョンと左へ跳び超えました。
セットを徘徊してから、猛スピードで走って右往左往しています。
シーン7:9/5・午後17:01・気温26℃(@2:40〜)
続きが別アングルの監視カメラに写っていました。
こっちの映像には2頭のタヌキが写っていました。
左から来てアナグマの巣口Lの匂いを嗅ぐと、追いかけっこ遊びが始まりました。
戻ってきた1頭がアナグマの巣口Lに何度も戻ってきて顔を突っ込んだりして、何か虫を捕食したようです。(@3:12〜)
遊び相手が戻ってくると、慌てて右へ逃げていきました。
それをもう1頭が追いかけます。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿