2023年9月上旬
シーン0:8/26・午前7:02(@0:00〜)
明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
画面の左下隅に朽ち果てた切株があります。
画面の中央に長年放置された古い手押し車の錆びたフレームを目印として、ニホンアナグマ(Meles anakuma)専用の溜め糞場stmpがあります。
近所のホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)たちが通ってくる様子を以下にまとめました。
シーン1:9/2・午後17:46(@0:03〜)
夕方に手前からタヌキの幼獣が単独でやって来ました。
アナグマの溜め糞stmpよりも、朽ちた切株に興味津々です。
最後はスギの落枝を乗り越えて右へ立ち去りました。
シーン2:9/5・午後14:30・晴れ(@0:39〜)
3日後の明るい午後にタヌキが登場。
どうやらトレイルカメラの起動が遅れ、先行する個体を撮り損ねたようです。
後続個体が右からやって来ると、アナグマの溜め糞場stmpを素通りして左へ向かいました。
シーン3:9/5・午後16:56・晴れ(@1:05〜)
約2時間半後の夕方に、2頭のタヌキが一緒にやって来ました。
右および右上奥から続けて登場します。
アナグマ専用の溜め糞場stmpの匂いを嗅いでから身を翻すと、朽ちた切株の横を通って手前に向かいました。
シーン4:9/6・午前1:23(@1:26〜)
日付が変わった翌日の深夜未明に、またタヌキがやって来ました。
なぜかトレイルカメラ起動が遅れたようで、右にゆっくり立ち去る尻尾だけがちらっと写っていました。(画面の赤丸)
しばらくすると、右からタヌキが戻ってきました。
同一個体が戻ってきたのか、別個体がやって来たのか、不明です。
スギ林床を横切って左へ向かいます。
シーン5:9/6・午後18:06(@1:59〜)
日が暮れた晩に監視カメラが起動したものの、レンズに被さるようにザトウムシが鎮座しているようで、細長い歩脚が赤外線を至近距離で反射して白飛びしてしまい、目障りです。
タヌキと思われる野生動物が左から来て朽ちた切株の横を通り、そのまま左上奥へ駆け去りました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
【考察】
この期間にアナグマ専用の溜め糞場stm@の匂いをタヌキが通りすがりにチェックしたのは、わずか1回だけでした。
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