2021年7月中旬・午後17:30頃・くもり
夕方に私が里山から下山していると、麓の里から野生ニホンザルを追い払う爆竹(空砲)の爆音が聞こえてきました。(猿害対策)
しばらくすると、山に逃げ帰って来たニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れと遭遇しました。
群れの間で静かに鳴き交わすコンタクトコール♪(クーコール♪)や枝がポキポキ折れる物音が近づいてきたので、私は山道で立ち止まって待ち伏せすることにしました。
雑木林で木に登り降りする複数個体(若い子ザルたち)の様子をまとめてみました。
私がカメラを向けると警戒して逃げてしまいます。
樹上で採食したかもしれませんが、すぐに見失ってしまい、採食シーンは撮れていません。
また別の子ザルが木に巻き付いた太い蔓の上に腰掛けて体をボリボリ掻きました。
2本の蔓が互いに螺旋状に巻き付いています(二重螺旋!)。
蔓が左巻きなのでフジ(藤)ですね。
動画の画質が粗くてピントが甘いのは、夕方のしかもかなり薄暗い森の中という悪条件で撮ったからです(手持ち夜景モード)。
現場の森は里山の東斜面なので、太陽が山の陰に隠れると日没時刻よりもだいぶ早く暗くなります。
前半部は更に逆光という三重苦でした。
写真派のヒトはストロボを焚けば簡単に解決しますけど、動画で行動を記録したい私は薄暮時の撮影にいつも苦労します。
強力なライトなんか山中で持ち歩けませんし、急に眩しい光で照らしたら野生動物は怖がって逃げてしまいます。
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