2020年5月上旬・正午頃・晴れ
庭園に植栽されたナツグミの花が満開に咲くと、多数のキムネクマバチ♂(Xylocopa appendiculata circumvolans)がその周囲に集まってブンブンと忙しなく飛び回っていました。
ここに集まっているのはなぜか雄蜂♂ばかりでした。
交尾相手の♀が採餌に飛来するのを待ち構えて、それぞれの雄蜂♂が空中に縄張りを張り、一点でホバリング(停空飛行)しています。
縄張り内に何者かが侵入すると直ちにすっ飛んで行き、ライバル♂であれば追い払います。
クマバチ♂のエネルギー消費も激しいはずで、空腹になればナツグミの花で吸蜜して燃料を補給します。
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訪花中の♂を♀と誤認して別個体の♂が飛びかかっていく(誤認求愛)こともよくあります。(映像公開予定)
群飛のハイスピード動画も撮りたかったのですが、停飛中のクマバチ♂にカメラのピントを合わせる暇もありませんでした。
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