ヒトリガ(蛾)の飼育記録#3
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排便中に糞を振り落とすヒトリガ(蛾)終齢幼虫
2020年5月中旬
ヒトリガ(Arctia caja phaeosoma)の幼虫aをノギスで採寸すると伸びた状態で体長60mmなので、おそらく終齢と思われます。(『イモムシハンドブック』p89の記述と一致)
河畔林から一緒に採取してきたニワトコ幼木を与えると、猛烈な食欲で若葉を次々に食べ始めました。
10倍速の早回し映像でご覧ください。
食休みのシーンは編集でカットしています。
太い茎に腹脚で下向きにしがみつき、葉縁を左右の胸脚で抱え込んで葉を摂食します。
脱糞シーンも3回撮れていました。(@0:23、1:44、 2:53)
食休みしていた幼虫が腹端を少し持ち上げて、脱糞しながら下半身を左右に激しく振って糞を振り落とします。
排便後は腹端を下ろし、尾脚も茎をしっかり掴みます。
つづく→#4:ニワトコの茎や葉を徘徊するヒトリガ(蛾)中齢幼虫
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