人懐こく挨拶しに来るハシボソガラス(野鳥)
2017年5月上旬
郊外にある町工場は休日休業で静まり返っていました。
その敷地内で見つけたハシボソガラス(Corvus corone)が水溜りの横で鳴いていました。
嗄れ声で鳴き喚きながらなぜか私に向かってどんどん歩いて来ます。
ヒトを恐れない巣立ち雛(幼鳥)だとしたら幼鳥を守るために今にも親鳥が私の背後から襲ってきそうな状況です。
撮りながら私はかなり焦り、「来るな、来るな…」と内心で祈りました。
しかし、口の中が黒いので成鳥と判明。(幼鳥は口の中が赤いのです。)
繁殖に未だ参加できない若鳥なのでしょう。
私に対して威嚇しているつもりなのですかね?
(「なんだよ、こっち見てんじゃねーよ! あっち行けよ!」と虚勢を張る血気盛んな若鳥?)
撮影を始める直前まで水溜りで水を飲んでいた気がするのですけど、定かではありません。
やたらと人懐こい人馴れした個体と解釈することもできそうです。
もしかすると、普段は工場のヒトに餌付けされているのかもしれません。
私に対して給餌を催促する鳴き声にしては、カラス幼鳥による餌乞いとは鳴き方も翼の動かし方も明らかに違いました。
つづく→水溜りの水を飲む2羽のハシボソガラス(野鳥)
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