ヒオドシチョウの飼育記録#12
▼前回の記事2015年6月上旬・室温24℃、湿度52%
ヒオドシチョウの羽化【微速度撮影a】
ヒオドシチョウ(Nymphalis xanthomelas japonica)個体c無印が柳の葉裏に蛹化してから11日後に羽化しました。
朝から垂蛹の外側から翅の赤色が透けて見えていたので、羽化に備えてジオラマモードの微速度撮影で監視・記録しました。
今回はデジタル時計(温湿度計付き)を動画に写し込む工夫をしてみました。
垂蛹の背側から撮った10倍速の早回し映像をご覧下さい。
羽化開始時刻は午前09:42でした。
それまで羽化の前兆のような蠕動は見られず、不意に始まりました。
胸背が割れ始めたと思ったら、9:44:23には成虫が蛹からスルリと脱出完了していました。
そのまま抜け殻(羽化殻)に足で掴まり、しわくちゃの翅を伸ばし始めました。
側面を向いてくれたので、翅裏がしっかり見えて好都合でした。
午前9:50には翅伸展も完了。
以下は羽化殻の標本写真です。
つづく→#13:羽化液(蛹便)の排泄
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