2024年4月中旬・午後14:30頃・晴れ
この時期はワーカー♀ではなく、越冬から目覚めた創設女王ですね。
吸蜜していたようですが、しっかり接写する前に化粧(身繕い)してから飛び立ってしまいました。
女王蜂は少し飛んだだけで、その後は緑の若葉が芽吹いたボケの枝先を丹念に調べていました。
ボケの枝葉にはまだイモムシ類が居ないので、獲物を探索する狩りモードではなさそうです。
どうやら女王蜂が初期巣を作り始める場所を探しているのだと分かりました。
クロアリ(種名不詳)が往来する枝先は嫌がってすぐに離れます。
アシナガバチにとって最大の天敵はアリだからです。
別の枝先では緑色のクモとニアミスしたのですが、クモの方がセグロアシナガバチ♀を怖がって葉裏に隠れてしまいました。
クモの正体は初めハナグモかと思ったのですが、おそらくサツマノミダマシ(Neoscona scylloides)のようです。
造網性のクモですから、徘徊性のクモのように獲物を待ち伏せしていた訳ではありません。
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